海野 裕二
静岡県静岡市出身。神奈川県在住。
日本大学 生物資源科学部 森林資源科学科(旧農獣医学部林業科)卒業。
株式会社水力発電研究開発コンサルタント代表取締役。
シーベル株式会社シニアアドバイザー。
【受賞歴】
平成20年 東京都ベンチャー技術大賞「流水式小水力発電装置」優秀賞(東京都)
平成21年 横浜ビジネスグランプリ2009 「同上」審査員特別賞
(財、横浜企業経営財団)
平成24年 第37回発明大賞「小落差水力発電装置」発明功労賞(日本発明振興協会)
平成25年 平成24年度新エネルギー大賞「小水力発電装置」新エネルギー財団会長賞(新エネルギー財団)
平成25年 第25回中小企業優秀新技術新商品賞「同上」優秀賞・環境貢献特別賞
(公財りそな中小企業振興財団・日刊工業新聞)他
【参画した国際プロジェクト名】
NEDO・METI 国際実証プロジェクト(インド、ミャンマー)その他多数
JICA・JICS ベトナム無電化村プロジェクト・ミャンマー無電化村プロジェクト
UNIDO(国際連合工業開発機構)(FS業務NEDO)
「インド国における超低落差マイクロ水力発電設計据付(ミニグリッド)委託業務」
UNIDO(国際連合工業開発機構)(FS業務NEDO)
「アフリカケニア国における超低落差マイクロ水力発電設計据付(ミニグリッド)委託業務」
UNIDO(国際連合工業開発機構)(FS業務NEDO)
「アフリカエチオピア国における超低落差マイクロ水力発電設計据付(ミニグリッド)委託業務」
タイ国王室プログラム 少数民族村・無電化地域電化プロジェクト(小水力発電)
台湾民間 台湾国高雄市自来水(水道局)小水力発電設計・設置アドバイザー業務
台湾民間 台湾国台中市小水力発電設計アドバイザー業務(継続中)
他
【その他 研究開発プログラム】
「キャパシタを用いた特許低落差型STREAM水車の電圧制御研究開発実証(NEDO)」
(シーベル㈱・日本蓄電器工業・JAXA宇宙航空研究開発機構)
「特許低落差型STREAMのハイブリットモーター発電機のリユース実証研究(METI)」
(シーベル㈱・豊田通商・NTTデータ経営研究所)
「3Dプリンター製造による特許低落差型STREAM水車研究開発実証(国交省)」
(シーベル㈱・リコー・金沢工業大学(NEDO))
「特許低落差型STREAM改良研究開発・潮汐発電研究開発プロジェクト」(発明者海野継続研究開発プロジェクト)
【メディア掲載】
「ガイアの夜明け」テレビ東京・「NHKワールドニュース」NHK他
【特許】
(発明者海野裕二、特許権譲渡:シーベル株式会社)
・特許権取得「水力発電装置」流水式小水力発電システム
提出日平成19年4月6日取得日平成19年10月5日
特願2007-101030 特許第4022244号
・PCT出願完了(全世界指定)「水力発電装置」流水式小水力発電システム
平成20年3月7日International application NOPCT/JP2008/056763
・特許権(海外)国別登録申請済み
(米国、EU、中国、韓国、インド、オーストラリア、カナダ、ブラジル)
・特許権取得「風力発電用の風車及び風力発電装置」風速可変複合式垂直軸型風車
提出日平成19年1月10日取得日平成19年11月16日
特願2007-002771 特許第4041838号
・意匠取得「風力発電用風車」垂直軸型風車「ダリウスウィング風車」
平成19年6月28日意願2007-17271~17273登録第1337280~1号
・特許権取得「小落差集水式小水力発電・水門併用小水力発電」
提出日平成20年3月31日取得日平成20年6月6日
特願2008-091493 特許第4134277号
・特許権取得「ヒートアイランド現象の抑制再生水利用打ち水システム」
提出日平成20年3月31日取得日平成20年6月6日
特願2008-092099 特許第4134278号
・特許権取得「水力発電装置、流量調整機能ゲート付き」
提出日平成23年5月18日取得日平成23年9月9日
特願2011-111809 特許第4817471号
【沿革と経緯】 1990年より代表海野裕二が東京都下水道局・水道局を主軸とする建設土木コンサルタント会社を運営し、その技術力を生かして新規事業として2004年に創設者海野により小水力発電・小型風力等の自然エネルギー研究開発(R&D)を目的とした「シーベルインターナショナル株式会社(旧名称)」が創設された2007年より、本格的なマイクロ水力発電に特化した研究及び実証事業の開発を行い.創設者海野(発明者)の特許「超低落差型マイクロ水力発電ストリーム(STREAM)」を開発し各方面の技術受賞やメディア等で取上げられ、高い評価から国内及び国際会議での発表や経済産業省、NEDO、JICA、国土交通省・農水省等の国内及び国際開発プログラムに採用される。
2009年からは、国内自治体、JICA、JICS、UNIDO等の国内外プロジェクトを受託・実績。新規拡大によりインド水力発電メーカーとの連携の為にインドにULHE社を設立、後にインド側責任者への移管を行い日本市場とインド製水車との連携事業を開始する。
2015年に(日本アジアグループ㈱)とのM&Aにより、株式譲渡を行いJAGグループに参入。2017年よりインド水力発電メーカーFLOVEL社との本格的な事業連携も開始しマイクロ水力(~50kw)からミニコンパクト水力発電(~5000kw)まで事業範囲を拡大し、多くの小水力発電への超低落差STREAM及び小水力発電水車機器納入・技術実績に至った。並行してFIT(電力買取制度)のIPP事業化(発電事業)の為の電力事業案件組成のコンサルティング業務、システムインテグレーター業務も本格化させ国内外の賦存量調査、可能性調査、事業性評価業務、設計調査業務なども行い 、電力会社の高圧連系不可などの条件に合わせ2020年に自社第1号発電所(和歌山県かつらぎ町)低圧49kw小水力発電所の開発・建設を完成運転開始。49水力のパッケージ化。
同時に創設者海野を中心に全国各所に小水力発電事業の組成を行い2030年までに約10か所(約3MW)のIPP小水力発電所建設を目指し地域合意形成、流量観測・測量調査・事業性評価・調査及び詳細設計を行う技術者集団を構築した。
日本全国(兵庫県・広島県・徳島県・滋賀県・京都府・和歌山県・長野県・山形県・福島県・静岡県等)で多数の賦存量調査・可能性調査を行い次期事業組成の個所の選定を行っている。
国際市場においても、STREAMを中心とする国連などから技術評価を得て、海外政府・海外企業(台湾、タイ、インドネシア、ミャンマー、インド、エチオピア、ケニア、ベトナム、など)の納入実績及び計画(契約)・受注が進んでいる。現在も台湾民間企業小水力発電事業IPPのアドバイザー契約、フランス、イギリス等からの要請で、低落差マイクロ水力STREAM技術の技術提供契約を行い世界に向けた技術移転を行っている。
研究開発部門においても、デンソー、トヨタ、リコーなどとの技術革新開発、事業開発の連携が進められている。
2023年4月に新しい承継先「菱機工業㈱・RYOKI ENERGY㈱」へ契約成立し、シーベル事業を会社分割譲渡(新 「シーベル㈱」を設立事業譲渡、創設者海野はシニアアドバイザーに就任)旧シーベルは「㈱水力発電研究開発コンサルタント」代表取締役海野裕二として変更し、主には水力発電技術の研究開発や技術伝承・技術者人材の育成・地域事業の組成・国内外プロジェクトの組成など技術アドバイザー・事業アドバイザー・新規事業投資(地方再生事業)などを目的とする会社へ変更し活動を開始。 現在に至る。